算数の壁、あるいは数学の壁

興味深い指摘。

MORI LOG ACADEMY: 算数は何故難しいのか?

「これがこうなったら、あれはどうなりますか?」といった複雑な文章は、実生活にほとんど現れない。他の教科でも、高学年にならないと現れない表現が、算数の問題中には比較的早くから現れる。
 算数の理解には、かなり高度な言語力が求められると思う。それが「論理性」であり、数学の基本的な部分ではあるし、言葉の厳密な理解力のことだ。
 だから、少し大人になって(充分に言葉に慣れて)から、算数をもう一度やり直すことは、わりと良いアプローチかもしれない。

言語力を身につけた段階で、算数あるいは数学をやり直す、というのは確かに良さそう。

逆に考えると、算数の応用問題などであまり挫折しない人は、その時点で必要な言語力を既にある程度持っている、または算数を通じて上手に言語力を身につけることができる、という人なのかもしれない。