ラムダ計算の話

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第3回 関西日曜数学 友の会(第3回 関西日曜数学 友の会 - connpass)で話したときのスライドです。

Haskellの本や型システムの本で、ラムダ計算に触れているものを見かけます。しかし、それらの本ではラムダ計算に関する記述がどうにも曖昧で、読んでいてモヤモヤした気持ちになりました。

そこで、ラムダ計算について数学的に定式化して説明している本を探しました。しかし、そんな本は意外と見つかりません。そんな中、以下の本と出会いました。

この「計算論 計算可能性とラムダ計算」は、ちゃんと数学的に記述してくれているので、僕は読んでいて安心します。といっても、スラスラ読めるわけではありませんし、まだ全部理解できているわけでもありませんが。とにかくこの本を読んで、ラムダ計算のさわりの部分をまとめたのが冒頭の話です。

簡単ではないとはいえ、多くの予備知識が求められるわけでもないので、計算論の入門として良さそうな気がしています。また時間を見つけてこの本を読んでみたいと思っています。