TikZでの作図事例を紹介しました #日曜数学会

今日は第30回日曜数学会に参加しました。僕は都合により現地には行けず、大阪からの参加・登壇となりました。

いつもはニコニコ生放送ですが、今回は使用できない状況のため、YouTube Liveで配信されました。

第30回日曜数学会 - YouTube

毎年この時期は忙しい時期なので登壇が難しいことも多いのですが、今回はすぐ準備できる小ネタがあったので話してみました。

登壇スライドはこちらです。

www.docswell.com

LaTeXのTikZパッケージは、知る人ぞ知る作図ツールという感じでしょうか。数学で書きたい図をわりと楽に書けるので、個人的に好きなツールです。前回の日曜数学会のスライドの中の図もこれで作っていました。また、最近書いた技術記事の図もこれで書きました。

TikZはかなり多機能なツールです。相対座標の機能はもともとは知らなかったのですが、前回のスライドを作り始めて、こんなことできないかなあと思ってTikZのマニュアルを探したら見つけました。個人的にはめっちゃ感動した。

ところで、登壇後のコメントで、typst の話が出ました。最近、LaTeXからの乗り換え先候補として目にすることがあった気がします。まだ使ってみたことはないのですが、検討してもいいかなあという気持ちもあります。LuaLaTeXはタイプセットが遅いですからね・・・。typstは高速動作するのが良さげ。

もっとも、LaTeX文書の替えはきいても、TikZは替えがきかない気もします。もし乗り換えても、LaTeX+TikZは使い続けそうです。

余談:今日はこんな感じで登壇しました。昨日発売されたばかりのApple Vision ProをMacの外部ディスプレイとして使っていました。