第4回 関西日曜数学 友の会(第4回 関西日曜数学 友の会 - connpass)で話をしました。
僕はリー代数の勉強をしたときにルート系やディンキン図形について知ったのですが、それ以外のところでもこれらを目にすることが増えているような気がします。今回は、10分でルート系とディンキン図形の定義を説明してみました。時間オーバーだったけど・・・。
この日、他の方が鏡映群の分類やコクセター群の話をされていて、ちょうど内容的に重なるところもあって面白かったです。それ以外にもバラエティー豊かな発表が揃って、楽しい会でした。
余談ですが、今回の資料を作るために、久しぶりに LaTeX を使いました。前に使ったのは十年以上前なので、LaTeX のエンジンが複数あるというのがまず驚き。今回は LuaLaTeX を使いました。また、プレゼン資料生成のために Beamer を使いましたが、これも今回初めて使いました。
ルート系やディンキン図形の作図をどうするかが問題でしたが、LaTeX のパッケージが公開されていたので、ありがたく使わせていただきました。
- CTAN: Package rank-2-roots : ランク2のルート系を簡単に描画できるパッケージ。
- CTAN: Package dynkin-diagrams : ディンキン図形を簡単に描画できるパッケージ。