はじめて学ぶリー環 第2章 勉強ノート

「はじめて学ぶリー環」を読みはじめました。

はじめて学ぶリー環―線型代数から始めよう

はじめて学ぶリー環―線型代数から始めよう

第1章はざっと眺めて、特にわからないことはなかったので飛ばしました。ただ、このシリーズの特徴として、後で必要になる線型代数の内容(たとえば鏡映の話とか)をまとめてくれているのは好感が持てます。

第2章もリー代数の定義や例など、やったことがあるものは飛ばしました。リー群の随伴表現との関連については(かつてはリー群はあんまりやってなかったので)読みました。また、リー代数の複素化や実型についても(かつては実リー代数はあんまりやってなかったので)読みました。

このシリーズのリー群の本は他の本を参照しなくてもだいたい読み進めることができましたが、このリー環の本はちょっと読みにくく感じる箇所もあり、他の本も参照しながら読んでいます。以下の本が読みやすい。リー群とリー環との関連を学ぶという意味では、むしろこちらをちゃんと読み進めるのも良さそうです。

第2章はまだsl(2)の表現の話が残っています。ここは前にやったことがあるので飛ばしてもいいかなとも思いましたが、やっぱりもう一度さらっておこうかなと考えています。

Twitter にアップしたノートまとめ

途中で何日かあいているのは、関西日曜数学友の会の発表準備に集中するために、この勉強ノートを一時中断していたため。